カメラとAIが進化した、Googleのフラッグシップスマートフォン
2023年10月20日にGoogleが最新フラッグシップスマートフォンPixel 8およびPixel 8 Proを発表しました。Googleのスマートフォンは、前々回のPixel 6からAI特化したCPUを内蔵していることが特徴です。そして今回の最新スマホも前モデルのPixel 7からカメラやAI機能が大幅に進化し、さらに使いやすくなったことで、多くのユーザーから注目を集めています。
本記事では、Pixel 8のデザイン、カメラ、性能、バッテリー、ソフトウェアなど、スマートフォンの各要素を詳しくレビューし、実際にPixel 8を使ってみての感想や評価を盛り込みます。また、他社のスマートフォンと比較して、Pixel 8の優れている点や劣っている点を明確にし、Pixel 8を購入するかどうかを検討しているユーザーに役立つ情報を提供します！
「Pixel 8」と「Pixel 8 Pro」の基本スペック
Pixel 8
・OS：Android 14
・プロセッサー：Google Tensor G3
・ディスプレイ：6.2インチ有機ELディスプレイ
・リフレッシュレート：60～120Hz
・カメラ：5000万画素広角、1200万画素超広角、1050万画素フロント
・通信：5G、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、NFC
・サイズ/重量：70.8（幅）×150.5（高さ）×8.9（厚さ）mm/187g
・価格：128GB版112,900円、256GB版122,900円
Pixel 8 Pro
・OS：Android 14
・プロセッサー：Google Tensor G3
・ディスプレイ：6.7型LTPO有機ELディスプレイ
・リフレッシュレート：1～120Hz
・カメラ：5000万画素広角、4800万画素超広角、4800万画素望遠、1050万画素フロント、レーザー検出オートフォーカス
・通信：5G（ミリ波対応）、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、NFC、超広帯域無線チップ
・超広帯域無線チップを搭載
・温度計機能を搭載
・サイズ/重量：76.5（幅）×162.6（高さ）×8.8（厚さ）mm/213g
・価格：128GB版159,900円、256GB版169,900円、512GB版189,900円
実機レビュー Pixel8
今回私が購入したのは、Pixel8です。
Proモデルは、高いし、重いしで私好みのではなかったです。
デザイン
Pixel 8は、前モデルのPixel 7とほぼ同じデザインを採用しています。背面にはカメラバーが配置されており、その中にトリプルカメラとフラッシュが収められています。カメラバーは、Pixel 8とPixel 8 Proで異なるデザインとなっています。
Pixel 8は、6.4インチの有機ELディスプレイを搭載しています。ディスプレイの解像度はFHD+（2400 x 1080）で、リフレッシュレートは90Hzです。
カメラ
Pixel 8のカメラは、前モデルのPixel 7から大幅に進化しました。メインカメラは50MPのSony IMX661センサーを搭載し、より高画質な写真を撮影できるようになりました。また、超広角カメラは12MPのSony IMX363センサーを搭載し、より広い範囲を撮影できるようになりました。
Pixel 8は、Googleの独自AI技術を活用したカメラ機能が充実しています。夜景モードやポートレートモードは、AIによって被写体を自動で認識し、最適な設定で撮影してくれます。また、音声消しゴムマジックは、動画から不要な音を消すことができる機能です。
性能
Pixel 8は、Google Tensor G3チップを搭載しています。Google Tensor G3チップは、前モデルのGoogle Tensor G2チップよりもパフォーマンスが向上しています。
Pixel 8は、8GBのRAMと128GBのストレージを搭載しています。また、5Gに対応しています。
バッテリー
Pixel 8は、4575mAhのバッテリーを搭載しています。前モデルのPixel 7よりもバッテリー容量がわずかに増えています。
Pixel 8は、最大23Wの急速充電に対応しています。
付属品
・1m USB-Cケーブル
・クイックスタートガイド
・クイックスイッチアダプター
・SIMピン
最近は、電源アダプタ（ACアダプタ）が同梱されていないため、自分で用意する必要があります。
Pixel8とPixel7aとの見た目の比較
左がPixel8、右Pixel7aです。
Pixel8は、Pixel7aと比べて端末の四隅が丸くなっており、手に持った時に手に食いこむ感覚が弱くなってGoodです。
また、見た目だけでは分かりにくいですが、Pixel8は、Pixel7aと比べて高さ・幅・厚さが小さくなっています。
実際にPixel 8を使ってみての感想
使い始めてからまだ1日ですが、Pixel 8を使ってみて、最も感動したのはカメラの性能です。夜景モードやポートレートモードは、AIによって被写体を自動で認識し、最適な設定で撮影してくれるため、初心者でも簡単に高画質な写真を撮影することができます。また、音声消しゴムマジックなどのAI機能は、動画編集の手間を省いてくれます。
性能面では、Google Tensor G3チップが前モデルよりもパフォーマンスが向上したとのことですが、今のとことその性能は実感できていません。
Pixel7aでは、すぐに熱くなる熱問題がありましたが、今回のPixel8では改善されておらず、ただネットを見ているだけでも熱くなってしまいます。今後のアップデートで改善されることを願います。
最後に
今回は、Google Storeの下取りプログラムを活用してみました。
上の写真は、Pixel8の発表会1週間前に落とした拍子にボロボロになってしまったPixel5a君
悲しい…
画面が割れた状態ですが、1万円程度では回収してもらえるのことだったため、下取りプログラムに出しみました。
最終的にいくらで下取りしてもらえたか分かり次第、報告します！
